12月に心筋梗塞による死亡者数が急増し、1〜3月も高い状態が続くことが統計で分かっているなか、CBCテレビ「健康カプセル!ゲンキの時間」は12月7日(日)あさ7時から、冬に多い心筋梗塞の危険性と対策を特集します。番組では、とくに発症が増える起床時の朝と帰宅後の夜を「魔の時間帯」として取り上げます。

心筋梗塞とは、心臓に血液を送る冠動脈が詰まり、心筋が壊死する病気で、日本人の主要な死因の一つです。冬は寒さで血管が急に縮み、血圧が大きく変動しやすいため発症が増えるとされます。番組では、早朝に血圧が急上昇する「モーニングサージ」が朝の発症要因になるとし、起床直後に急に立ち上がらない、布団の中で軽く体を動かすなど、血圧上昇を和らげる具体的な行動を専門医が紹介します。

夜の時間帯については、浴室や脱衣所との急激な温度差で血圧が乱高下し、失神や心筋梗塞を招く「ヒートショック」に注意を呼びかけます。脱衣所を暖める、湯船の温度を高くしすぎないといった対策に加え、高齢者に多い危険な入浴習慣も検証します。また、血圧の目安となる数値や、胸以外の肩・顎・背中に痛みが出る「放散痛」など、発症前に現れるサインも分かりやすく解説します。

番組では、こうした情報を踏まえ、冬の生活習慣を見直すきっかけを提供するとしており、視聴者が自身のリスクを理解し、早めの受診や予防行動につなげられるかが今後の課題となりそうです。

【番組情報】

番組名 健康カプセル!ゲンキの時間

放送局 CBC/TBS系全国ネット

放送日時 2025年12月7日(日)あさ7:00〜

出演 石丸幹二、坂下千里子

source: PR TIMES

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